プロ4年目・永峰咲希 3位浮上 逆転初Vへ3打差で最終日へ

 「女子ゴルフ・ヤマハレディース葛城・第3日」(1日、葛城GC=パー72)

 前日まで5位の永峰咲希(21)=ニトリ=が5バーディー、2ボギー69のゴルフで通算4アンダーまで伸ばし、首位に3打差の3位に浮上した。プロ4年目で、念願の初優勝を目指して最終日をスタートする。イ・ミニョン(韓国)が7アンダーで単独首位に立ち、2打差の5アンダー2位に渡辺彩香(23)=大東建託、永峰と並ぶ4アンダー3位に申ジエ(韓国)と藤田さいき(31)=チェリーゴルフ=が続く。

 28日に22歳になる永峰が、さなぎからチョウへと脱皮中だ。「もともと石橋をたたきながら渡るタイプ。そのせいか、たった1打のミスで不安になって、ネガティブな考えが出てきてしまう…」という。そんな自分を変えなきゃとシーズンインしたが「開幕2戦はそこがモロに出てしまった」と連続予選落ち。前週、地元宮崎での第4戦で「最終日前半にスコア落としたけど、気持ちを強く持って後半で巻き返せた」ことが自信になった。

 この日も2番でボギー先行。3番で取り返したが、5番でわずか60センチのパットを外して2つめのボギーを献上した。「ちょっと怒りました」。怒りのパワーは6番パー4の第2打に。128ヤードを9番アイアンで同じ60センチにつけ、仕返しバーディーを奪った。停滞していた流れを自力で変えて、後半は3バーディー、ノーボギーのゴルフ。逆転V圏内の3打差につけた。

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