小平 単独首位!古閑美保と新婚ホヤホヤ星へ熱いプレー展開

 「男子ゴルフ・東建ホームメイトカップ・第1日」(13日、東建多度CC名古屋=パー71)

 2アンダー9位で出た小平智(27)=Admiral=が7バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算9アンダーで単独首位に浮上した。3月4日に女子プロゴルファーでタレントの古閑美保(34)と入籍したばかりで、結婚後第1戦で早くもVチャンスを引き寄せた。梁津萬が1打差の通算8アンダーで2位。藤田寛之、今平周吾、ハム・ジョンウが通算7アンダーで3位につけている。

 幸せオーラが好スコアまでも運んできた。新婚ホヤホヤの小平が、ゴルフでも熱いプレーを展開。5番で第2打をピン30センチにつけて初バーディーを奪うと、9番からどとうの4連続。ボギーなしの完ぺきラウンドで、一気にリーダースボードを駆け上がった。

 「今日はいい緊張感の中でリズムよく回れた。本当にショットもよく、風もなかったので回りやすかった」

 好スコアの要因は結婚だけではなかった。今春、過去に門下生だった新妻の紹介で、憧れの尾崎将司の門をたたいた。千葉県内の自宅で、主に多彩なアプローチを伝授してもらい、さらに特注サンドウエッジを授かった。

 そのウエッジとジャンボ流の技を駆使し、17番はバンカー手前からの第3打を50センチに寄せて7個目のバーディー。唯一ピンチの18番はピンまで20ヤードのアプローチを寄せてパーをセーブした。「毎年ショートゲームの向上を目標にしている。今年は大先輩に教えていただいたので、イメージ通りに打てている」。ジャンボの教えを支えに、新妻にVを捧げる。

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