遼4戦ぶり予選通過!積極的なプレーで復調「自分にはこのゴルフしかない」
「米男子ゴルフ・テキサス・オープン・第2日」(21日、TPCサンアントニオ=パー72)
石川遼(25)=CASIO=は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算1アンダーで47位となって出場4試合ぶりの予選通過を果たした。トップとは7打差。65と伸ばしたトニー・フィナウが、バド・コーリー(ともに米国)と通算8アンダーで首位に並んだ。
石川は積極的なプレーに徹して復調を図った。パー3を除く14ホールで全てドライバーを握る「常識的にはあまり考えられない」作戦で72とスコアをまとめ、順位を55位から八つ上げた。「自分にはこのゴルフしかない」と笑顔を見せた。
8番(パー5)で2打目を曲げてダブルボギーをたたいたが、そこから粘った。バーディーを奪った18番は1打目、2打目が会心のショットで「弱気な自分との闘い。アグレッシブにいけば最後に収穫があると思っていた」と喜んだ。