息ピッタリ! 松山&谷原組が好スタート 首位と3打差
「米男子ゴルフ・チューリッヒ・クラシック・第1日」(27日、エーボンデール・TPCルイジアナ=パー72)
松山英樹(25)=LEXUS=と谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=のコンビは5バーディー、2ボギーの69、3アンダーで首位と3打差の11位と好スタートを切った。大会は2人一組で争われ、第1日は一つのボールを交互に打つフォアサムで行われた。ジョーダン・スピース、ライアン・パーマー組(ともに米国)、カイル・スタンリー(米国)ライアン・ラッフェルズ(オーストラリア)組が6アンダーでトップに並んだ。
松山のパットがさえた。18番で2・5メートル、5番で3メートルを沈めて伸ばし、ピンチだった8番では4メートルのパーパットを決めた。谷原と拳をぶつけ、喜びを共有した。
松山にとっては11位で終えたマスターズ以来の試合。3週ぶりの試合で手にしていたのは、いつものブレード型でなく、マレット型のパターだった。「(これまでのパターが)入っていなかったので」。その気分転換が奏功した。
谷原とのコンビは、マスターズ開催中に松山から誘った。東北福祉大の先輩に全幅の信頼を寄せており、「強いペアはたくさんいるが、注目選手は谷原さん。グリーン上では(パットの名手である)谷原さんの腕前を見ている」と松山。谷原も「今日の英樹のパッティングなら、ビッグスコアも出るよ」と笑顔が絶えなかった。