北村弁護士の長男・晃一 2打差2位発進「コースが合っている」 

 「男子ゴルフ・関西オープン・第1日」(18日、城陽CC=パー71)

 今平周吾(24)=レオパレスリゾートグアム=が4バーディー、ノーボギーの67をマークし、単独首位発進した。2打差の2位に北村晃一(32)=ミッションバレーGC、片岡大育、谷口徹ら6人がつけた。1973年のツアー制度施行後、史上6人目の3試合連続優勝を狙う宮里優作(36)=フリー=は2オーバー、48位と大きく出遅れた。

 北村がキレず、耐えて、好発進した。硬く締まったグリーンに多くの選手が苦しむ難コースを「安全に、安全に」攻めて2アンダーをマーク。首位と2打差の2位につけ、「考えながらゴルフをやるのが好きなので、僕には(コースが)合っている」と満足げな笑みを浮かべた。

 父は日本テレビ系「行列のできる法律相談所」に出演する北村晴男弁護士(61)。父に似て?長男の北村も「すぐキレる」性格だったが、「結婚して変わった。自分のことだけではなくなったので」と言い切る。昨年末に一般女性と結婚し「『一打でも』と思えるようになった」と、家族を持った責任感が好スコアにつながった。

 昨季のチャレンジツアーで賞金ランク10位に入り、今季前半戦の出場権を獲得。父が「今年は楽しみ」と周囲に話す言葉も耳に入っている。「ゴルフを始めて10年目の節目。気合は入っている。でも頭に血は上らないように」と、冷静に闘志を高めた。

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