17歳の高3アマ・杉原大河が48位から8位に浮上「100点満点」と大満足
「男子ゴルフ・関西オープン・第2日」(19日、城陽CC=パー71)
第2ラウンドが行われアマチュアの杉原大河(17)=生光学園高3年=が67で回り、通算2アンダーの8位に浮上した。小野田享也(25)=フリー=は65でラウンド、通算6アンダーで首位スタートの今平周吾に並んだ。高山忠洋らが3打差の3位に並んでいる。
ドン杉原、タイガー・ウッズにジャンボ尾崎…。“いいとこ取り”のアマチュアが6バーディー、2ボギーで48位から8位に躍進だ。杉原大河は「100点満点」とラウンドを振り返った。
姓を聞けば、本人は「あまりよくは知りません…」と苦笑するが、関西オープン9度の優勝を誇る故・杉原輝雄を連想させ、名は、ゴルフ好きの父・剛毅さん(63)がタイガーにちなんだもの。そして尾崎三兄弟らを輩出した徳島出身と、三拍子そろった?期待の若手登場だ。
グリーンの硬さに手を焼いて前日は2オーバーも、この日は「高い弾道で止める。感覚的なものですが」という対応力で40人をごぼう抜きした。
2014年の世界ジュニア優勝。「そういう舞台でやっていけたんだ」という経験も、杉原を支えている。将来は「ギャラリーに『面白い』と言われるプロになりたい」という発想もプロ向き。偉大な先人を追いかけるべく、まずはここで1つでも順位を上げていく。