片岡大育、大逆転Vへ3位浮上 ショットの不調修正で一気に優勝圏内
「男子ゴルフ・関西オープン選手権・第3日」(20日、城陽CC=パー71)
片岡大育(28)=Kochi黒潮CC=が5バーディー、2ボギーで、この日のベストスコアとなる68をマークし、通算2アンダーで首位と6打差の3位に浮上した。ツアー初優勝を狙う今平周吾(24)=レオパレスリゾートグアム=が69で回り、通算8アンダーで2位のカート・バーンズ(オーストラリア)に5打差をつけてトップを守った。アマチュアの杉原大河(17)=生光学園高3年=は通算1オーバーで11位。
ボギーフィニッシュで首位とは6打差がついた片岡だが、結果については「そこそこ満足している」と笑顔を見せた。
初日2位から16位に順位を落とした前日の3オーバーはショットの不調によるもの。ストレート軌道を意識することにより、「修正できた」という対応力で結果を出せたことも、満足感につながっている。
2015年大会(コースは滋賀・名神八日市CC)で初優勝しており「いつも優勝したいが、この試合は『もう一回』という思いが強い」と意気込む。
首位の今平とは6打差。「(今平)周吾はドーンと抜けてすごいと思うが、この難しいコースでトップはいやでしょう。早めにプレッシャーをかければ」と、相性のいい大会で大逆転を狙う。