東北高校の後輩・木戸と有村、藍の引退に驚き隠せず「神様みたいな存在」
宮里藍(31)=サントリー=が26日、今季限りで引退することを表明。日本勢で唯一世界ランキング1位となった経験を持つ第一人者の電撃引退に、ゴルフ界には大きな衝撃が走った。
東北高で4学年後輩の木戸愛は報道陣から宮里引退を聞き、「えぇ~っ…」と声を発した後、しばし絶句。「びっくりすぎて言葉が出て来ないです。藍さんのアマチュアVをテレビで見て東北高に進学したし、藍さんの存在があるから今の自分があるとも思ってます。ショックです」とただただ目を丸くした。
「昨年暮れに2人でお茶した時に聞いていました。『決めたよ。引退することにした』って」と冷静に話したのは、同高の2学年後輩・有村智恵。「でも理由ははっきりしない。疲れたのだろうと思った」と振り返る。米ツアーで苦戦中も精神的な支えになってくれた先輩だけに「私にとっては神様みたいな存在。プロゴルファーとしてのお手本であり、憧れ。ゴルフを離れても“藍先輩ってすごい”と感じることばかりだった」と神妙な顔つきで涙をこらえつつ語った。