宮里藍の引退、兄・優作は「彼女は解放された感じ」自身は「80歳まで頑張る」

 「男子ゴルフ・ミズノオープン・第3日」(27日、JFE瀬戸内海GC=パー72)

 前日、今季限りでの引退を明らかにした宮里藍の兄・優作(36)=フリー=がスタート前、会見に臨んだ。 引退の意向を聞いたのは今年の正月ということで「『えっ』と思ったけど『そうか』とも。彼女は解放された感じがあって、明るかった」とその時の模様を説明した。 「かけがえのない家族」と話す一方で「僕は宮里藍のファン」という優作は「ゴルフ界を変えた選手。ジュニアとか、特に女子プロは藍ちゃんを見て育った選手も多いし、僕たちもそういう存在になれるように頑張らないと」と、素直に敬意を払う。 引退そのものについては「もう少し見ていたかったけど、彼女が決めたこと。家族として後押ししたい」と受け止めた。また今後については「聞いてないけど、いろんな経験を積んだ選手としてゴルフ界に携わって欲しい」とエールを送っていた。 会見後、さらに上位を目指してスタートした優作は前半2打、スコアを伸ばして折り返すと、インで3つボギーをたたきながら17、18番とバーディーフィニッシュ。 ラウンド中も「この風だと、藍ちゃん、スピンが少ないから楽だろうなあ」など、何度か妹のことを思いながらプレーしたという優作。「僕は80歳までゴルフできるよう頑張りますよ」と笑わせていた。

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