宮本、史上最多大会3勝目へ猛チャージ!首位と3打差の6位に浮上
「男子ゴルフ・日本ツアー選手権・森ビル杯・第3日」(3日、宍戸ヒルズCC=パー72)
8位から出た宮本勝昌(44)=ハートンホテル=が4バーディー、1ダブルボギーの69で回り、通算4アンダーの6位に浮上。今大会は2001年、10年の2度制しており、最終日は首位との3打差逆転で史上最多となる大会3勝目、ツアー通算11勝目を狙う。B・ジョーンズ(オーストラリア)、A・キュー(フィリピン)が通算7アンダーで首位に並んだ。
ホールアウトした宮本は「もー」と叫び、「しゃーないか」と自分に言い聞かせるように言葉を吐き出した。17番まで4バーディー、ボギーなしだったが、最終18番パー4でワナにつかまった。
ティーショットを左の深いラフに入れ、ピンまで残り200ヤードの第2打はPWで刻む作戦に出たが、今度は右ラフにつかまる。第3打はグリーン右手前バンカーの左上がりの急斜面にボール半分埋まってしまい、ここから熟練の技で2メートルに寄せたものの、パットを入れることができず。結局、痛すぎるダブルボギー締めとなった。
「明日(優勝するに)は100点満点以上のプレーをして、上が崩れるという条件が必要」。過去2勝と相性のいい大会だけに、最後までファイティングポーズは崩さない。