27歳の伏兵ケプカ初V 池田が「化け物」と語った“逆輸入”プレーヤー 

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(18日、エリンヒルズGC=パー72)

 1打差の2位で出た27歳のブルックス・ケプカ(米国)が6バーディー、1ボギーの67、通算16アンダーでメジャー初優勝した。米ツアーでは2季ぶりの通算2勝目。

 伏兵の27歳、ケプカがツアー2勝目を待望のメジャー初制覇で飾った。首位と1打差の2位で出て、6バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダーで逆転戴冠。ケプカは「まだ信じられない。このトロフィーに自分の名前が刻まれている。こんなに素晴らしいことはない」と感慨深げだった。米フロリダ州立大で活躍後、欧州に渡って技術を磨いてきた異色の“逆輸入”プレーヤーだ。2016年に日本ツアーのダンロップ・フェニックスで優勝した際、同組で回った池田勇太は「あれは、化け物だ」と語っていた。

 今大会では3番ウッドで約380ヤードの飛距離を記録するなど、規格外のスイングはさらにパワーアップを遂げ、「この6カ月、毎日ジムに行って、必死に体を改造したことがようやく実を結んだ」と喜んだ。

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