藍、ギリギリ予選通過 パットに手応え「感覚戻ってきた」
「米女子ゴルフ・アーカンソー選手権・第2日」(24日、ピナクルCC=パー71)
今季限りで現役を退く宮里藍(31)=サントリー=は4バーディー、2ボギーの69とスコアを伸ばし、通算1アンダーで88位から63位に順位を上げて決勝ラウンドに進んだ。上原彩子は連日の69で回り、70の野村敏京とともに通算4アンダーで30位。74の畑岡奈紗は通算1オーバー、70の横峯さくらは通算4オーバーでともに予選落ちした。柳簫然(韓国)が61をマークし、通算16アンダーで単独首位に立った。
予選通過ラインの通算1アンダーに滑り込んだ。宮里藍は「昨日に比べて内容がすごく良かった」と、ほっとした笑顔を見せた。
約2カ月ぶりに復帰した米ツアー。出だしの10番で3パットのボギーを打ったが、12番で下りの2メートルのパーパットを沈めた。「あれは大きかった。感覚が戻ってきた」と手応えを得た。
15番は3メートル、16番では10メートルのラインを読み切り、連続バーディー。パット数を第1ラウンドの34から26に減らして巻き返しにつなげた。
次週にメジャー第2戦の全米女子プロ選手権を控える。弾みをつけたいところで、最終ラウンドに向け「ショットがいいので、がつがつせずに、しっかりとグリーン上で戦えるように頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。