松山9アンダー 前半は我慢…後半5バーディ! 状態悪くてもじわりと前進
「男子ゴルフ・アイルランド・オープン・第2日」(6日、ポートスチュワートGC=パー72)
第1ラウンドの9位から68で回った松山英樹(25)=LEXUS、同じく63位からスタートして65の好スコアをマークした谷原秀人(国際スポーツ振興協会)がともに通算9アンダーとした。松山は6バーディー、2ボギー、谷原は7バーディー、ボギーなしで伸ばした。首位から67で回ったダニエル・イム(米国)が通算13アンダーとした。
不安はのぞかせつつ、スコアはまとめた。松山は後半の3連続バーディーなどで前日から四つ伸ばした。ティーショットが左右に大きくぶれ、ラフからのショットが続いた。「状態としてはすごく悪い」と話していた懸念が、プレーに確かに表れていた。
それでもインの前半にスコアを落とさず持ちこたえると、後半は5バーディー、1ボギー。特にパットのタッチが良く5番は1・5メートル、6番では約8メートルをカップの真ん中から決める。2オンに成功した7番(パー5)もイーグルパットをカップの横にぴたりと寄せ、難なく3連続バーディーとした。
前日より気温が下がり、風は強かった。易しくない条件でも「状況をみてやっていくしかない」と対応したのはさすが。じわりじわりと前進し、上位の背中を視界に入れて大会を折り返した。