川岸史果が猛追!首位に1打差7アンダー 初メジャー出場自信に60台目指す

 「女子ゴルフ・センチュリー21レディース・第2日」(22日・瀬田GC=パー72)

 前週の全米女子オープンで父・川岸良兼をキャディーにメジャー初出場を果たした川岸史果(22)=加賀電子=が7バーディー、ノーボギーでこの日のベストスコア65で回り、通算8アンダー、22位から首位に1打差の2位に急浮上した。

 初メジャー帰りで、こんがり日焼けした川岸の笑顔は少したくましさを増していた。「一度もけんかはしませんでしたよ」。父で男子ツアー通算6勝の良兼と初めて父娘タッグで戦った世界の舞台は、予選落ちに終わったものの手ごたえ多き2日間だったようだ。

 「ドライバーの飛距離については通用すると思う。100ヤード以内のショットの精度が足りない」。最終日まで全米女子オープン会場の練習場に居残り、世界のトッププレーヤーたちを見ながらみっちり打ち込んだ。

 19日にも100ヤード以内のショットをチェック。「それが今日生かせたと思います」。4番で残り77ヤードを1・8メートル、8番では88ヤードを2メートルにつけるなど奪った7バーディーのうち、6個はピンから2メートル以内につけたものだ。

 一気にV戦線突入し「全米のラフがすごく難しかったので、易しく感じます。優勝を目指すのはもちろんだけど、緊張せずに60台のスコアを出したい」。開幕戦を含め今季4度目の最終日最終組。そろそろ「勝利」という格別の自信をつかみたい。

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