勝みなみ、プロテストに合格「藍さんのようになりたい」 松田、新垣らも
「女子ゴルフ・LPGA最終プロテスト」(28日、小杉CC=パー72)
最終ラウンドが行われ286ストローク、通算2アンダー以上の22人が合格を決めた。今春、高校を卒業した“黄金世代”の筆頭格・勝みなみ(19)はこの日72で回り、通算5アンダーの9位で無事合格。今季限りで引退する宮里藍の後継者として女子ゴルフ界のスターとなることを誓った。
勝はラウンド後半、「2打目がヘッドアップし始めてショットはぶれるし、パターも入らなくなってしまって」と大きな苦しみを乗り越えての合格を手にした。
世代のリーダー的な評価には「全然、思わないです」としながらも、引退表明直後、6月のサントリーレディースで会った宮里の姿を思い出して「藍さんのように、世界一愛される選手になりたい。『次、私がやんないといけない』と思いました」と振り返り、自覚を口にした。
同世代の新垣比菜(18)も同スコアで合格。また通算11アンダーで並んだ3人のうち、カウントバックにより松田鈴英(19)がトップ合格となり次週、北海道meijiカップからのツアー出場権(一部除く)が与えられた。