浜田 ショット安定し単独首位に浮上 パワーの源はサムギョプサル
「女子ゴルフ・大東建託いい部屋ネットレディース・第2日」(28日、鳴沢GC=パー72)
3位から出たプロ3年目で未勝利の浜田茉優(21)=白山ヴィレッジGC=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算10アンダーで単独首位に浮上した。65をマークした成田美寿々が1打差の2位。川満陽香理、前田陽子が通算8アンダー3位に並んだ。アン・シネ(韓国)は通算1オーバー78位で予選落ちした。
ツアー初優勝を狙う浜田が2日目も好調を維持した。初日は66。この日も4バーディー、ボギーなしの68と伸ばし「2日続けて、こんないいスコアで回れたのは初めてなので、自分でもびっくりしています」とうれしそうに笑った。
好調の要因はティーショットの安定感。「前はクラブが下から入ってプッシュアウトが出たりしていたけど、コーチにダウンブローで球を捉えるように指導を受け、真っすぐ飛ぶようになった」。この日、フェアウエーを外したのは「4番と15番だけ」だった。
ピンチらしいピンチは4番パー4。2オンに失敗し、4メートルの長いパーパットを残したが、これを見事に沈めた。「あれで流れを切らさずに回ることができた」と好スコアのポイントに挙げた。
無類の韓国料理好きで前夜まで2日連続で食べたというお気に入りサムギョプサル(豚の三枚肉)がパワー源。「明日もあさっても今日の感じで頑張りたい」。初優勝へスタミナ補給十分だ。