小平智は52人抜きで18位に浮上 7バーディー、3ボギーの67
「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第3日」(12日、クウェイルホローC=パー71)
第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、予選通過ラインの通算5オーバー70位で決勝ラウンドに進んだ小平智(27)=Admiral=は7バーディー、3ボギーの67と伸ばし、通算1オーバーで18位に順位を上げる“52人抜き”のプレーを見せた。
小平は序盤の1~3番をボギー、バーディー、ボギーと出入りしたが、5、8番でバーディーを奪い流れを上向きにした。
後半は11番でバーディー、12番をボギーとすると13、14、16番でバーディーを奪った。ホールアウト後は、「パターでリズムを作れた。積極的に攻めることを意識し、それが良かった」などと振り返った。
小平は先週のブリヂストン招待でフィル・ミケルソン(米国)と回り、この日はアダム・スコット(オーストラリア)と同組でプレーし、「両選手ともミスした時のリカバリーがすごいうまいので見習いたい」と感想。最終ラウンドへ向け、「やっと60台が出たので明日も60台を出したい」と語った。
今週は今年3月に結婚したプロゴルファーで元賞金女王の新妻・古閑美保が小平に帯同している。
決勝ラウンドに進んだ日本勢では、優勝候補の松山英樹(LEXUS)が通算6アンダーで首位と1打差の2位、谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は通算7オーバーの64位で最終日を迎える。