松山、出遅れ6打差42位 18番イーグル締めも「何で打てたか分からない」
「米男子ゴルフ・デルテクノロジーズ選手権・第1日」(1日、TPCボストン=パー71)
松山英樹(25)=LEXUS=は1イーグル、1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で、首位と6打差の42位と出遅れた。プレーオフ第1戦を制したダスティン・ジョンソン(米国)が66で首位に立ち、1打差の2位にセルヒオ・ガルシアやジョン・ラーム(ともにスペイン)ら4人が続いた。
松山は予選落ちしたプレーオフ初戦の流れを断ち切れず、精彩を欠いて首位と6打差と出遅れた。「かみ合わないゴルフをしている感じ。技術的な問題」と歯切れが悪かった。
フェアウエーキープ率が約36%とショットは安定感を欠き、パットも思うように沈められなかった。序盤の3番で3パットのダブルボギーをたたき、その後も我慢の展開。17番のボギーで3オーバーまで落として迎えた最終18番パー5で盛り返した。残り229ヤードの第2打を約1・8メートルにつけ、鮮やかなイーグルで締めくくった。
「(18番は)たまたま。何であんなにいいショットが打てたか分からないって感じ」と首をかしげる。「どうにかして予選を通りたい。頑張りたい」。2日目へ向けて気持ちの切り替えに努めた。