小平 8打差から猛追も…逆転Vにあと1歩及ばず
「男子ゴルフ・フジサンケイクラシック・最終日」(3日、富士桜CC=パー71)
首位と8打差の22位から出た小平智(27)=Admiral=が7バーディー、1ボギーの65で猛追。通算3アンダーで並んだH・W・リュー(韓国)、スンス・ハン(米国)とのプレーオフに臨んだものの、1ホール目で敗れた。同1ホール目を一人だけパーとしたH・W・リューが5年ぶりの通算2勝目を飾った。
8打差22位からの逆転優勝まで、あと一歩だった。小平は20メートルのパットを沈めた13番からの4連続バーディーで猛追。六つ伸ばしてこぎ着けたプレーオフで敗れ「残念。試合前は8アンダーを目標にしていたが、全然足りなかった」と悔しがった。
しかし、日本ではこれで出場4戦連続となる1桁順位。3月に結婚した元賞金女王の古閑美保さんの声援を受けながら奮闘し「早めに一緒にトロフィーを抱きたい。ここからが本番」と力強い言葉で締めくくった。