松山に光明 6バーディで23位 年間ポイントは4位キープ
「米男子ゴルフ・デルテクノロジーズ選手権・最終日」(4日、TPCボストン=パー71)
36位で出た松山英樹(25)=LEXUS=が6バーディー、1ボギーの66と盛り返し、通算5アンダーで23位だった。年間総合優勝を争うポイントは4位を維持。66のジャスティン・トーマス(米国)が通算17アンダーで今季5勝目を挙げた。3打差で2位だったジョーダン・スピース(米国)がポイントでトップに立った。
前週のプレーオフ初戦で予選落ちした松山が、6バーディーを奪って66をマーク。ヤマ場を迎えるプレーオフの残り2戦に向け「アイアン(ショット)だけは良くなっている」と光明を見いだした。
序盤の2番パー5で2オンに成功。5番パー4は2打目を1・5メートルにつけ、7番パー5では約20ヤードの4打目を直接カップに入れた。後半に入っても10番と13番で3メートル前後、最終18番パー5でも3メートルをねじ込みバーディー。「(そこまで)いいパットをしての5アンダーではないので、もっといいパットをしていればスコアも伸びる」と前向きに捉えた。
前日の36位から23位に順位を上げ、年間総合優勝を争うポイントでも4位をキープ。プレーオフ第3戦のBMW選手権(14日開幕)を前に試合が1週空く。「ティーショットにはまだまだ不安がある。(パットは)全く自信がない感じで打っている」とこぼしつつ、「体力強化してショットもパットも修正できるようにしたい」と気合を入れ直した。