6年ぶり参戦の寺西俊人が初優勝 6年前2位「リベンジできて良かった」
「本社主催・2017デイリースポーツ年齢別アマチュアゴルフ選手権決勝大会」(19日、吉川CC=パー72)
青年・壮年の部(15~55歳)は2バーディー、3ボギーの73で回った寺西俊人(31)=白鷺=が初優勝を果たした。
アテスト会場で後続組のスコアを見届け、自身の優勝を確認した寺西の笑顔がはじけた。「6年前に2位だったので、リベンジできて良かった」。2011年大会では、現在はシニアプロとして活躍する父・明とワンツーフィニッシュだった。
「あの時は満足の2位だったけど、今回は出るからには優勝を目指していた」
6年ぶりの参戦で見事に雪辱。最終18番は2打目をバンカーに入れたが、下り1メートルを沈めてパー。結果的にこのパットで1打差逃げ切りを決め、「今日は寄せワンが5ホールあった。得意クラブはパターです」と笑みを広げた。
ゴルフ歴は12年で競技経験も豊富だが、最近は仕事が忙しく「練習はあまりできていない」と話す。ラウンド回数も「ゼロの月もあるし、3カ月ぐらいブランクがあくことも」。それでもトップアマとしての実力を維持できているのは、「ストレッチで体のコンディションを整えているから」だという。
約3年前に人間の体の動きを4タイプに分ける「4スタンス理論」に基づいたストレッチを学び、「劇的に変化しました。練習をしなくても、体の使い方で『こういうスイングができる』と分かる。ゴルフが安定しましたね」。練習不足でも、ラウンド不足でも、好スコアは出せる-。頂点に立った寺西が、しっかりと証明してみせた。
◆青年・壮年の部◆
氏 名齢 所 属 計
①寺西 俊人31(白鷺) 73
②坂本 朋弘42(推薦) 74
③林 明50(岬) 75
③安田 賢史21(JGA) 75
⑤田中 康太39(三木) 76
⑤辻田 晴也24(和歌山県立医科大)76
⑦高原 樹生17(報徳学園高)78
⑧堀尾 典秀43(宇治田原)79
⑧川谷 朋也30(推薦)79
⑩橋本 嘉郎48(佐用スターリゾート)80
⑩谷口 正悟21(茨木国際)80
⑫宮本 正大44(東条の森)81
⑬大橋 正53(タカガワオーセント)82
⑬杉山 政文46(神有)82
⑮青柳 真治53(三日月)83
⑮井寄 大吾45(PGS)83
⑮宇野 政城21(立命大)83
⑱川内 隆53(宝塚けやきヒル)85
⑱庄司 祐貴21(オークモント)85
⑳河合 隆太38(メナード青山)87
⑳中道 和孝31(PGS)87
(22)平田 信晃46(PGS)88
(23)山崎 信幸52(三日月)89
(24)上野 進53(茨木高原)90