丸ちゃんの長男・奨王が2位発進 Vなら親子2代でマスターズ出場

 「男子ゴルフ・アジア・パシフィック・アマチュア選手権・第1日」(26日、ロイヤルウェリントンGC=パー71)

 丸山茂樹の長男、丸山奨王(しょうおう、17)=米キャンベルホールスクール=が6バーディー、2ボギーの67をマークし2位につけた。首位のオーストラリア選手と4打差。7月の日本アマチュア選手権で2位に入った中島啓太(代々木高2年)は72で23位。優勝者には来年のマスターズ・トーナメントと全英オープン選手権の出場資格が与えられる。

 日本屈指の名手で、日米通算13勝の茂樹を父に持つ丸山奨王が後半に5バーディー(1ボギー)を集めて2位で滑り出した。海外のメディアにも囲まれ「緊張はあまりなかった。バックナインは楽しかった」と納得顔で語った。

 前半はショット、パットとも精彩を欠いていら立つ場面も。しかし「どうせうまくいかないなら、違うことを試したほうがいい。楽しんだほうがいい」とアウトの後半、パターの握りを微妙に変えると、これが功を奏した。5番は6メートル、6番は7メートルのパットを沈めるなど4番から4連続バーディーを奪った。

 171センチ、63キロ。米国出身で「生まれた時からずっとゴルフをしている感じがする」と腕を磨いてきた。今大会で優勝すれば2011年の松山以来で、マスターズと全英オープン切符を手にする。父が9度挑んだマスターズへ、「僕も出てみたい」ときっぱり。日本人初となる親子2代での出場へ夢を膨らませた。

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