松山60位…ショットが大荒れし失速 復調へ向けて試行錯誤中「少しずついい方向に」
「男子ゴルフ・世界選手権シリーズ・HSBCチャンピオンズ・第3日」(28日、シャサン国際GC=パー72)
米、欧州ツアーを兼ねた大会で、昨年大会覇者の松山英樹(25)=LEXUS=は1イーグル、3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの72と伸ばせず4オーバーで60位となった。69で回った片岡大育が通算4アンダーで21位に浮上。谷原秀人は74で通算イーブンパーの41位。今平周吾はスタート時間に遅れ失格となった。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)が68で回って通算17アンダーに伸ばした。
松山は後半に失速してパープレーに終わった。前半だけで五つスコアを伸ばしたが、その後は8番でティーショットがOBになるなど生命線のショットが大荒れだった。「いいところもあれば、悪いところもあるという感じ」と淡々と話した。今大会に入ってからパターを含めて14本のクラブのうち大半を新しいものやスペアに替えるなど、復調に向けて試行錯誤中。「少しずついい方向に向かうようにしたいなと思う」と前向きな言葉を絞り出した。