鈴木愛、2位に入り賞金ランキング首位に!精神面での成長を実感

 「女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・最終日」(5日、太平洋クラブ美野里=パー72)

 2位からスタートした鈴木愛(23)=セールスフォース=は68で回り、通算17アンダーで2位に入り、日本ツアーの賞金ランクで首位に立った。初日から首位を守ったフォン・シャンシャン(中国)が通算19アンダーで大会2連覇。畑岡奈紗(18)=森ビル=は通算7アンダーで33位だった。

 世界ランク4位のフォンを捉え切れなかった。鈴木は6バーディー、2ボギーと伸ばしたものの、相手も同じだけ伸ばして2位。「やっぱり優勝したかった」と悔しさをあらわにした。

 10番で1打差に迫った後、11番から3ホール続けて3メートル以内のバーディーパットを外した。フォンは12、13番で伸ばし差は3打に。バーディーならプレーオフの可能性があった18番は攻めた結果のボギー。「これまでと違い絶対に諦めないと思えた」と、精神面での成長を実感した。

 6日付のレートで確定する賞金ランクはキム・ハヌル(韓国)を抜いてトップに立つことが確実。「残り3試合は勝負どころでパットを決めて勝ちたい」と今季3勝目を渇望した。

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