鈴木愛 13位後退…ちょっぴり吹っ切れた? 賞金女王「ダメならしょうがない」

 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第3日」(25日、宮崎CC=パー72)

 11位から出た賞金女王を狙う鈴木愛(23)=セールスフォース=は3バーディー、1ボギーの70で回り、通算2アンダーで13位に下がった。鈴木が単独15位以下になり、優勝すれば逆転で賞金女王となる賞金ランク3位のイ・ミニョン(韓国)は通算11アンダーで、首位と2打差の2位。テレサ・ルー(台湾)が通算13アンダーで初日からの首位を守った。

 少し、生気を取り戻した。前日はバーディーがなく、ため息とネガティブなコメントを繰り返した鈴木だったが、一夜明け、「3日間の中では一番よかった」と自身のプレーを振り返った。

 苦手とする3番でボギー先行も、4番ですぐさま取り返した。9番パー5ではグリーン手前のバンカーから20ヤードの距離を1メートルに寄せてバーディー。17番でもベタピンにつけてスコアを伸ばした。

 イ・ミニョンが優勝し、鈴木が単独15位以下になると逆転で賞金女王を許す。少しでも有利に最終日を迎えるためにも「最低でも3アンダーでは終わりたかった」とスコアには不満が残った。

 それでも「パットも入らなかったけど、いい感じでは打てている」と、技術的な迷いはあまりない。「賞金女王のことを考えず、いいプレーをすれば取れる。『ダメならしょうがない』と思って、いい1年だったと思えるようなプレーをしたい」と前を向いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス