畑岡奈紗が首位発進 初の米国人キャディー起用もリラックス
「米女子ゴルフ・ツアー最終予選会・第1日」(29日、デイトナビーチ・LPGAインターナショナル=パー72)
米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う大会が開幕し、畑岡奈紗(18)=森ビル=が6バーディー、2ボギーの68で回り、4アンダーで他の4選手と首位に並んだ。73で回った宮里美香(NTTぷらら)は45位、横峯さくら(エプソン)は74で74位。大会は2コースを使って12月3日まで5ラウンド行い、20位タイまでが来季の米女子ツアーの大半の試合に出られる。21~45位は限定的な出場権を得る。
畑岡は2オンした18番パー5で20メートルほどの難しいパットを1メートルに寄せるなど、4つのパー5すべてでバーディーを奪った。今回は初めてとなる米国人キャディーを起用。畑岡は英語がまだ得意ではないが、分かりやすく話してもらい、リラックスできたという。
今季は米レギュラーツアーに挑戦したが、環境の違いなどから調子が上がらず、シード権を獲得できなかった。来季は日本に軸足を置く案もあったが、海外志向を捨てきれず予選会に出てきた。「まだ5日間の1日が終わっただけ。5日目になると体力も問題なので、集中力を切らさないようにしたい」と気を引き締めた。