日本2年ぶり2度目V 韓国に圧勝! 上田桃子「日本選手として誇りを持てる」
「女子ゴルフ・ザ・クイーンズ・最終日」(3日、三好カントリー倶楽部=パー72)
ペアの2人が一つのボールを交互に打つフォアサムで順位決定戦が行われ、日本は優勝決定戦で韓国を7-1で破り2年ぶり2度目の優勝を飾った。先陣を切った賞金女王の鈴木愛(23)=セールスフォース、上田桃子(31)=かんぽ生命=組が3アップで勝つなど3勝1分けと圧倒。実力者がそろう韓国に白星を与えなかった。3位決定戦はオーストラリアが2勝1分け1敗の5-3で欧州を下した。
強者ぞろいの韓国に予想外の圧勝だ。上田は「1敗もせずに終われたことは日本選手として誇りを持てる」と胸を張る。2日のシングルスのマッチプレーでは大敗した韓国選手との個人の力量差をチームの団結力でカバー。主将の成田美寿々は「9人の絆がどのチームよりも強かった。最高」とうれし涙を浮かべ、「国旗を背負った主将というのは重圧がすごかった。終わってどっと力が抜けた」と晴れやかな表情を浮かべた。
川岸史果(大会3日間2勝1分けでMVP。賞品は約300万円の高級腕時計)「(300万円と聞いて)車かと思った。みんなから『お父さん(川岸良兼)にあげちゃダメ』と言われました。はい、あげません」