松山18年好スタート3打差7位 パット苦戦も「修正できればおもしろい」
「米男子ゴルフ・セントリー・チャンピオンズ・第1日」(4日、プランテーション・コース=パー73)
松山英樹(25)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの70、3アンダーでトップと3打差の7位と、2018年初戦で好スタートを切った。マーク・リーシュマン(オーストラリア)が6アンダーで首位。昨年優勝のジャスティン・トーマス(米国)は2アンダーで12位。この大会は17年ツアー優勝者のみが出場でき、予選落ちはない。
日本で3週間のオフを過ごし、臨んだ2018年初戦。大会前は「やってみないと分からない」と久々の実戦に不安を漏らしていた松山だが、首位に3打差とまずまずの出足となった。
ハワイの強い風に苦しむ選手が多かったが、ショットに切れがあった。4番で1・5メートルにつけて18年初バーディー。5番パー5は残り223ヤードをピン上2メートルに2オンさせた。打ち下ろしながら398ヤードの6番パー4は逆風の中、ドライバーでグリーン右エッジまで運ぶビッグドライブ。後半も15番、18番の2つのパー5で2オンさせてバーディーを奪った。
松山はこの大会に3度目の出場で、15年は3位、昨年は2位。その相性のよさが表れた形だが、グリーン上では31パットと苦戦したこともあり、「評価はゼロ点」と厳しい。「スコアは思ったより悪くなくてびっくりだが、パッティングの距離感が全然だめ。修正できればおもしろいかな、と思うが」と話し、取材が終わると時間を惜しむように練習グリーンに直行。日没までボールの転がりを確かめた。