松山がグリーンに苦戦し12位に転落… 優勝戦線からほぼ脱落「かなり厳しい」
「米男子ゴルフ・セントリー・チャンピオンズ・第3日」(6日、プランテーション・コース=パー73)
8位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は4バーディー、3ボギーの72と伸ばしきれず、通算7アンダーで首位と9打差の12位に後退した。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)が66をマークし、通算16アンダーで単独首位。2打差の2位にブライアン・ハーマン(米国)が続いた。
松山は3日目も重いグリーンに苦戦した。2番で1・5メートルのパーセーブを逃し、5番パー5では1メートル強のイーグルチャンスを外した。後半に入っても12番で1・5メートルの好機をつぶすと、13番は痛恨の3パットでボギーをたたいた。
「(パットは)いい感じで打てているところもあるのに、思うような結果にならなかった」と苦々しい表情。「不安があるうちは入らないのかな」と珍しくこぼした。
過去2度出場し、15年は3位、昨年は2位と好相性の大会だが、優勝戦線からはほぼ脱落。ただ「かなり厳しくなったけど、まだこれから(シーズンは)長いので最終日はすごく大事。しっかり伸ばしていきたい」。練習グリーンへ向かい、最後の1人になるまでショートパットの練習に明け暮れた。