松山英樹 猛チャージ66で4位 手応えと反省点を再認識「いい1週間だった」

 「米男子ゴルフ・セントリー・チャンピオンズ・最終日」(7日、プランテーション・コース=パー73)

 12位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は1イーグル、5バーディーの66とスコアを伸ばし、通算14アンダーで4位に入った。首位スタートの世界ランキング1位ダスティン・ジョンソン(米国)が65をマークし、通算24アンダーで圧勝。昨夏以来の米ツアー通算17勝目を挙げた。

 松山が猛然とチャージした。12番で3メートルを沈めてバーディーを奪うと、15番パー5ではフェアウエーから残り227ヤードの2打目を4番アイアンで3メートルにつけてイーグル。16、17番も連続バーディーの快進撃だった。

 パーオン率は88・89%をマークし、好機の山を築いた。本人も「思い通りに打てるようになってきた」と及第点。ただ、オフ明けの2018年初戦とあって「『思ったより(打てた)』というだけ。しっかりと自分が求めているレベルまで持っていけるように練習したい」と相変わらずの厳しさだった。

 4位フィニッシュに満足感はない。手応えと反省点を再認識できたことこそが、常夏のハワイ島で得られた手土産だ。2週間の調整期間を経て、25日開幕のファーマーズ・インシュアランスから本格的な戦いが幕を開ける。松山は「いい1週間だった。ここで見つかった課題を次に生かしたい」と話した。

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