小平智 暫定首位と3打差 ショットに安定感欠く「バーディーが少なかった」

 「男子ゴルフ・SMBCシンガポール・オープン・第2日」(19日、セントーサGC=パー71)

 前日から順延された第1ラウンド残りと第2ラウンドが行われたが、雷雲接近のため半数の78人が競技を終えられなかった。第1Rで首位タイの66をマークした小平智(28)=Admiral=は第2Rを72で回り、通算4アンダー。石川遼(26)=CASIO=は第2Rの8ホールを終えて3アンダー。36ホールを回り終えた選手では、チャプチャイ・ニラト(タイ)が通算7アンダーで暫定首位。

 苦しみながらも上位に踏みとどまった。36ホールを終え通算4アンダーとした小平は「取りこぼしがあって、バーディーが少なかった。でも1日通したら悪くなかった」と、自らを納得させるような口ぶりだった。

 第1R残りの3ホールで2バーディーを奪い、5アンダーの首位タイで第2Rへ。しかしショットにやや安定感を欠いた。序盤の12、13番でボギーをたたいた後、バーディーはパー5の18番で奪った一つだけだった。

 飛距離260~270ヤードという3番ウッドを多用しながら、どこまで戦えるか。賞金2位となった昨年はこの大会で6位に入った。「気持ちはぶれていない。上位を目指して頑張るだけ」と気合を入れ直した。

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