畑岡奈紗出遅れ103位 吹き荒れた海風にのみ込まれ「ボールが動いて見えた」

 「米女子ゴルフ・ピュアシルク・バハマ・クラシック・第1日」(25日、オーシャンクラブGC=パー73)

 2018年ツアーが開幕し、米参戦2年目の畑岡奈紗(19)は6ボギー、1ダブルボギーの81をたたき、暫定103位と大きく出遅れた。68をマークしたブルック・ヘンダーソン(カナダ)がトップ。野村敏京は74で暫定26位、上原彩子は76で同64位となった。日没で12人が回り終えられなかった。

 期待の2年目、畑岡は吹き荒れた海風にのみ込まれた。「笑いながらやるしかないな」と割り切って対応するつもりが、開幕戦でいきなり昨季ワーストに並ぶ81。19歳の顔から笑みが消えた。

 一気に崩れたのは後半のアウトだ。この日、三つ目のボギーをたたいた直後、3番(パー3)の1打目を池に入れて痛恨のダブルボギー。最後は集中力が切れたように3連続ボギーと崩れ「こんなに(風が)強いのは初めて。グリーン上でもボールが動いて見えたりした」と嘆いた。

 同じ悪条件でも伸ばした選手はおり、課題が浮き彫りになった。「グリーン周りのアプローチでうまく拾っていくのが大事」と反省する。開幕戦でいきなりつまずいたが「アンダーパーで回って少しでも望みをつなぎたい」と、予選通過へ巻き返しを期した。

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