松山イライラ出遅れ84位 首位と7打差「話にならない」
「米男子ゴルフ・ファーマーズ・インシュアランス・オープン・第1日」(25日、トーリーパインズGC=パー72)
1年ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ(米国)と松山英樹(25)=レクサス=はともに3バーディー、3ボギーの72で回り、首位と7打差の84位と出遅れた。65をマークしたトニー・フィナウ(米国)が首位に立った。
北コースを回った松山は持ち前のショットが乱れ、「話にならないくらい良くなかった」といら立ちを隠せなかった。
出だしの10番は1打目を右バンカーに打ち込みながらパーを拾ったが、13番では1打目を再び右バンカーに入れてボギーが先行。修正できないまま、14番パー4は2打目がグリーンを外れて連続ボギーをたたいた。フェアウエーキープ率42・86%、パーオン率38・89%と軒並み低調で、「(ショットが)良かったり悪かったり。全然いいスイングじゃない」と厳しい表情だった。
ただ、終盤の7番で7メートル、8番では5メートルのパットをねじ込み、連続バーディーを奪ってイーブンに戻した。松山は「(ショットに)不安がある中で、うまくしのげたホールがたくさんあった。そこは評価したい」と前を向き、「最低限でも予選通過はしないと」と力を込めた。