米ゴルフ最終日 上原49位「すごくいい感じの初戦に」敏京は58位
「米女子ゴルフ・ピュアシルク・バハマ・クラシック・最終日」(28日、オーシャンクラブGC=パー73)
第2ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、ブリタニー・リンシカム(米国)が通算12アンダーで大会2連覇した。ツアー通算8勝目。最終ラウンドを71で回った上原彩子は通算2オーバーで49位、74の野村敏京は4オーバーで58位だった。27日に第2ラウンドを通算7オーバーで終えた畑岡奈紗は予選落ちに終わった。
前日までの強風がいくらか弱まり、上原は我慢から攻めに転じた。13番(パー4)で第2打をピン横1メートルほどに付けてバーディーとするなど、ショットがピンにたびたび絡む。3バーディー、1ボギーと伸ばし「初戦としたら、すごくいい感じで終えることができた」と納得の表情を浮かべた。
オフは米カリフォルニア州で合宿し、スイングの修正やショートゲームの強化に努めた。その成果が出て「コーチとずっと取り組んできたことが形になってきた」と喜ぶ。沈めきれなかったパットもあり「もっと決まっていればビッグスコアも出たと思う」と言うほどの好感触が残った。
昨季も24位とまずまずだった開幕戦。手応えは昨年以上に「あります」と力強かった。