諸見里しのぶが3位 復活の足掛かり「緊張もせず、いい集中力で回れました」
「女子ゴルフ・ダイキンオーキッドレディース・最終日」(4日、琉球GC=パー72)
通算6アンダー4位から出た諸見里しのぶ(31)=ダイキン工業=が3バーディー、2ボギーの1アンダー71で回り、通算7アンダーで3位に食い込んだ。3位以内は2012年meijiカップの2位以来。左肋軟骨のけがなどで低迷したベテランが復活の足掛かりを築いた。66を出したイ・ミニョン(韓国)が通算11アンダーで今季初優勝、通算3勝目を挙げた。
最終18番パー5。3打目をピン1メートルにつけた諸見里は、このバーディーパットを慎重に沈め、通算7アンダーでフィニッシュ。この時点では4位タイだったが、上位にいた後続の李知姫が18番をボギーとしたため3位タイに順位が繰り上がった。
直近の大会で3位以内に入れば翌週の大会に出場できるため、開幕第2戦のヨコハマタイヤPRGRレディースへの出場権も獲得。「緊張もせず、いい集中力で回れました。ひとまず安心です。これで来週も出られるので、しっかり調整していきたい」と明るい表情で喜びを口にした。