勝みなみ 大爆発!8バーディーで14位浮上 あるぞ6打差ミラクルV
「女子ゴルフ・ヨコハマタイヤPRGRレディース・第2日」(10日、土佐CC=パー72)
67位から出た大型ルーキー勝みなみ(19)=明治安田生命=が4連続を含む8バーディー、2ボギーの66と大爆発。通算1アンダー14位へ浮上した。最終日は首位と6打差あるが、あきらめずにミラクル大逆転Vを目指す。アン・ソンジュ(韓国)が通算7アンダーで首位に立ち、横峯さくら(32)=エプソン=は2打差の2位から復活Vを狙う。
潜在能力の高さを改めて証明した。勝はインスタートの12番で2メートルを入れてバーディーを先行させると、13番は3メートル、14番は7メートル、15番も3メートルを沈めて4連続バーディー。後半も4バーディーを奪い、プロ転向後ベストスコア66をマークした。
バーディーなしで5オーバーをたたいた前日とは別人のようなゴルフは、パッティングの改善によるところが大きい。実は前日ホールアウト後のパッティング練習中、今季から専属キャディーを務める潟手陽介さん(47)から、構えた時にパターフェースが右を向いていると指摘を受けた。それをスクエアにするよう意識したところ、ポンポンカップに入るようになったという。
「自分ではフェースが右を向いた状態がスクエアだと錯覚していた。昨日は宿舎に戻ってからも練習して、今日はいける自信がありました」。最終日は首位と6打差あるが「今日ももっと伸ばせたっていうのがあるので、明日も最後まであきらめずにいきたい」と、プロとしてのツアー初Vまでも視野に入れた。