タイガーウッズ、2位に「前進」 復活Vまであと一打
「米男子ゴルフ・バルスパー選手権・最終日」(11日、イニスブルック・リゾート=パー71)
13年8月以来の優勝を狙った元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(42)=米国=は70と伸ばしきれず、パトリック・リード(米国)と並んで1打差の2位だった。40歳のポール・ケーシー(英国)が65をマークして通算10アンダーで09年4月以来となる米ツアー2勝目。賞金117万ドル(約1億2500万円)を獲得した。
ツアー通算80勝目を狙ったウッズは2位となった。全盛期をほうふつとさせる豪快なティーショットや巧みな寄せに「自分のゴルフは前進していると思う」と好感触をにじませた。
ここ数年は腰痛に悩まされて手術とリハビリを繰り返し、17年5月にはアルコールまたは薬物の影響下で車を運転したとして逮捕された。そして今季、出場4試合目にして優勝争いを繰り広げた。
次戦は松山英樹の復帰戦でもある15日開幕のアーノルド・パーマー招待(オーランド)。過去8勝の大会に向け「素晴らしい思い出がある場所」と意欲を示した。