松山英樹 復帰戦22位発進!同組ウッズに魅せた会心イーグル 上々の滑り出し

 「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待・第1日」(15日、ベイヒル・クラブ=パー72)

 左手親指付け根を痛めて途中棄権した2月初旬の大会以来、6週間ぶりの復帰戦となった松山英樹(26)=LEXUS=は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、首位と6打差の22位で発進した。池田勇太(32)=フリー=は73で69位、小平智(28)=Admiral=は75で96位と出遅れた。ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が64で単独首位。前週2位のタイガー・ウッズ(米国)は68で7位につけた。(米フロリダ州オーランド テッド・ムース)

 慎重にたどり着いた復帰戦。同組にはウッズ、デーと元世界ランク1位の大会覇者が並び、大観衆に囲まれた。故障再発の不安に駆られながらも、松山は「ちゃんとしなきゃ!!」と奮い立った。

 10番から出て、12番でバーディーを先行させると、16番パー5では残り200ヤードの2打目を7番アイアンで5メートルにつけ、フックラインをねじ込んでイーグルを奪った。「あの3打は完璧だった」と自画自賛。後半に伸ばせなかったが、上々のリスタートに「良いラウンドだったと思う」と満足げに振り返った。

 もっとも、まだ全開ではなく、様子見の試運転段階。「練習していない分、チャンスにつくのも少ない」と話す。持ち前のショットに関しては「あとはスイングのどの部分を調整したらいいかという状態」と納得ずくだ。

 離脱の原因となった左手の痛みはなく、「良い感じかな」と安どの表情。徐々に、でも力強く、松山は復帰ロードを突き進む。

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