松山、弱気のぞかせる「マッチプレーは苦手」
「男子ゴルフ・デル・マッチプレー」(22日開幕、オースティンCC=パー71)
男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デル・マッチプレー開幕前日の20日、前週に左手の痛みから6週間ぶりにツアー復帰をした松山英樹(26)=LEXUS=が、会場のテキサス州オースティンのオースティンCCで最終調整し「まだまだ時間はかかりそうだけど、いいプレーができるように調整したい」と意気込んだ。
出場64人が4人一組に分かれて3日間の1次リーグを戦い、各組1位の16人が決勝トーナメントへ進む。松山は21日から宮里優作、キャメロン・スミス(オーストラリア)、パトリック・カントレー(米国)と争う。この大会では過去4度のうち16強入りは1度のみで「マッチプレーは苦手。何か知らないけど」と弱気な一面ものぞかせた。
この日の練習ラウンドは、組み合わせが決まる前から約束していた宮里とした。1次リーグ初戦で対戦することとなり、2人とも「まさか。楽しみ」と笑顔。“前哨戦”は和やかなムードだった。