小橋絵利子“隠し爪”チラリ 荒天サスペンデッド順延…ただ一人アンダーパー
「女子ゴルフ・スタジオアリス女子オープン・第1日」(6日、花屋敷GCよかわC=パー72)
最大瞬間風速20メートルを記録する風雨で1時間43分間の競技中断の後、荒天のためサスペンデッド(順延)となった。ホールアウトした32選手の中でただ1人アンダーパーを記録したのは小橋絵利子(29)=RSK山陽放送。4バーディー、3ボギーの71、1アンダーで回った。7日は午前7時からプレーを再開、組み合わせ変更なく第2ラウンドに入る。
今月25日で30歳。日本酒好き。一昨年、下部ツアーでは2度の優勝経験があるが、レギュラーツアーでは16年大東建託レディスで4位に入った以外はベスト10フィニッシュもない。今季もここまで5試合連続予選落ち。そんな小橋が、激しい風雨の中で“隠していた爪”をチラリと見せた。
10番からの前半は1バーディー、1ボギー。後半は風が強くなったにもかかわらず、3バーディー、2ボギーと伸ばした。「クラブを普段より1センチほど短く持って大振りせず、ミート率を上げたコントロールショットを多用しました」という。
「ずっと悩んでいたパッティングにも光明が見えてきたところ」と小橋。レギュラーツアーでその力を発揮する時が、いよいよやって来た。