宮里優作 一家総出応援も無念予選落ち 藍さん「流れ来そうで来なかった」

 「米男子ゴルフ・マスターズ・第2日」(6日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 29位で出た松山英樹(26)=LEXUS=が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算イーブンパーの18位で決勝ラウンドに進出した。小平智(28)=Admiral=は1オーバー23位で予選通過。池田勇太(32)=フリー、宮里優作(37)=フリー=は予選落ちした。スコアを6つ伸ばしたパトリック・リード(米国)が通算9アンダーで単独トップ。3年ぶりに出場したタイガー・ウッズ(米国)は通算4オーバーの40位で予選を通った。

 一家総出の応援を受けた宮里だが、この日は1バーディー6ボギーで通算10オーバー。「出るだけはやめたかったけど、出るだけになってしまった」と無念の表情を浮かべた。

 妹で元女子世界1位の藍さんは、兄のラウンドを2日間ついて回り「結構戦えてはいた。パターがもう少し入れば…って印象だけど、風も難しいし、ピン位置ももちろん難しい。なかなか流れが来そうで来ない2日間だったと思う」と振り返った。

 それでも「もっと上で戦うのが目標だったと思うけど、歴史や伝統を家族そろって感じられてすごくうれしい」と兄に感謝。「成長するには痛みも伴う。そういう時期もあるので、我慢強くやって欲しい」とエールを送った。

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