石川遼 あと1打及ばず…悔しい2位「重永さんの方が攻めていた」
「男子ゴルフ・東建ホームメイトカップ・最終日」(15日、東建多度CC名古屋=パー71)
首位で出たプロ11年目の重永亜斗夢(29)=ホームテック=が2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算12アンダーで逃げ切ってツアー初優勝を果たした。4打差2位から逆転を狙った石川遼(26)=CASIO=は3バーディー、2ボギーの70で追撃したが、1打及ばず2位に終わった。
復活Vまであと1歩だった。1打及ばず2位に終わった石川は「最終ホールまで分からない戦いだった。重永さんの方が攻めていた。その差だと思う」とちょっぴり悔しそうに振り返った。
ただ課題のスイング改造へは手ごたえもつかんだ様子。「最後は一連のスイングの中で思ったところへ打てた。優勝争いもできてプロゴルファー冥利に尽きる」と力を込めた。
新選手会長としてもフル回転。今大会では石川の発案で観客の前での選手インタビューと選手のサイン入りピンフラッグの販売が行われた。人気低迷を受けてファンサービスを実施し、「たくさんの方にピンフラッグを持っていただけた」と満足げ。「会長としては100点。選手としても100点」と自己採点した。