菊地が2位浮上!師匠・鈴木愛に“恩返しV”だ パット音意識で好調に
「女子ゴルフ・ほけんの窓口レディース・第2日」(12日、福岡CC=パー72)
前日7位の菊地絵理香(29)=オンワードHD=が5バーディー、ノーボギーのベストスコア67をマークし、首位と1打差の通算7アンダー2位に浮上した。好スコアの要因となったパッティングの“師匠”は8アンダーで首位に立つ鈴木愛(24)=セールスフォース。“恩返し”の逆転Vとなるか。5アンダー3位に比嘉真美子、テレサ・ルー(台湾)、4アンダー5位に上田桃子、原江里菜、勝みなみが続く。
菊地がウエアではなくゴルフで魅了した。前日は同組のアン・シネに「赤いウエアの着こなしがかわいい」とベストドレッサー賞候補に推薦されたが、この日はノーボギーで5つスコアを伸ばした。
10番で7メートルの長いバーディーパットを沈めるなど、パッティングが好調。「第2戦の会場で(鈴木)愛ちゃんにパッティングを見てもらった。『音が悪い』と言ってくれて…。以来音を意識してます」と菊地は話す。
鈴木いわく、「厚くフェース面が立って当たっている音はすごく転がりが悪い」とか。菊地も「薄い、硬い音」を目指しているという。1打差で鈴木を追ってスタートする菊地が最終組でどんな音色を奏でるか、耳を澄ませてみるのも一興か。