時松隆光がアマ快進撃止め優勝 谷口の“強烈プレッシャー”利いた
「男子ゴルフ・デイリー後援・関西オープン・最終日」(20日、小野東洋GC=パー72)
時松隆光(24)=筑紫ヶ丘GC=が3バーディー、2ボギーの71でラウンドし、通算10アンダーで今季初優勝、昨年のブリヂストンオープン以来となる3勝目を手にした。
アマチュアの久保田皓也を追う展開となった最終日、一時は3打差をつけられたが「それで逆にリラックスできたのかも」と、持ち味のマイペースなゴルフに徹した。
同スコアで迎えた15番パー3でも無理をせず、3打目勝負を4日間貫いたことでバーディーを奪取、首位に躍り出ると、以降も変わらずステディーなプレーで逃げ切った。
淡々と振り返った時松だったが、スタート前の練習グリーンで、谷口徹から「アマチュアに負けたら丸刈りやからな」と強烈なプレッシャーをかけられ「焦りました」とも。
丸刈りを逃れての、早々の勝利に、残りシーズンは「(米ツアー)ブリヂストンインビテーショナル(8月2日~)で“どべ(最下位)”にならんことと、(賞金上位者に出場権が与えられる)日立3ツアーズに出たい」と目標設定。若手のホープに、一気に躍り出た。