秋吉1位で全米OP切符 夢の初メジャー「まだ実感はない」
「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・日本地区最終予選」(21日、ジャパンメモリアルGC=パー71)
男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権(6月14日開幕、ニューヨーク州サウサンプトン・シネコックヒルズGC)の日本地区最終予選が21日、兵庫県三木市のジャパンメモリアルGCで34選手が参加し、1日36ホールのストロークプレーで行われた。秋吉翔太(27)=ホームテック=が8アンダーでトップ。デービッド・ブランスドン(オーストラリア)、梁津萬(中国)の上位3人が出場権を獲得した。石川遼(26)=CASIO=は3アンダー8位に終わった。
秋吉はラスト9ホールを1イーグル、4バーディーの猛チャージ。一気にスコアボードを駆け上がり、1位でメジャー初出場を決めた。「夢だった。まだ実感はない」と感慨。夢舞台に向け、秘策がある。一つ年下の妻・静香さんは松山英樹と高知・明徳義塾中、高の同級生でゴルフ部に所属。「英樹に連絡してもらう」と、メジャー出場22回の“大先輩”から攻略法を聞き出すつもり。「予選通過して知名度を上げたい」と意気込んだ。