「女子ゴルフ・ヨネックス・レディース・第２日」（２日、ヨネックスＣＣ＝パー７２）

　７位から出た大山志保（４１）＝大和ハウス工業＝が６バーディー、２ボギーの６８で回り、通算６アンダーで単独トップに浮上した。石川明日香、木村彩子が通算５アンダー２位。２週連続優勝を目指す岡山絵里と木戸愛、安田彩乃、酒井美紀が通算４アンダー４位に並んだ。

　トレードマークのガッツポーズを連発した。大山は１５番で６メートルのパーパットを沈めて勢いに乗った。１６、１７番と立て続けに５メートルのバーディーパットをカップインさせ、１８番は第３打を１メートルに寄せて、どとうの３連続バーディーフィニッシュ。「うれしい！自分でもすごいガッツポーズだったと思いますね」と満面に笑みを浮かべて振り返った。

　首痛で開幕から試合に出られず、５月のほけんの窓口レディースから復帰。この日の６８は復帰後ベストスコアで「今年のベストスコアだからうれしい。今週はパットがよく入ってくれているし、アプローチもいいです」と自己評価した。

　今大会は０６、１５年に優勝と相性は抜群で、ギャラリーの声援も大きい。「新潟に来ると不思議と調子がよくなる。今日もバーディーを取るたびにギャラリーの数が増えて気持ちよかった」。最終日は一昨年フジサンケイレディース以来の優勝を目指す。「私のゴルフは気合。気合で技術をカバーしたい」と意気込んだ。