有村“気藍”の2位発進 先輩の冠大会で会心のプレー!前半だけで6バーディー
「女子ゴルフ・サントリー・レディース・第1日」(7日、六甲国際GC=パー72)
大会アンバサダーに就任した宮里藍さん(32)の名前を冠した“第1回大会”で、東北高の後輩たちが躍動した。有村智恵(30)=日本HP=が8バーディー、1ボギーの65をマークし、トップと1打差の2位発進。さらに菊地絵理香と木戸愛が66で4位につけた。8バーディー、ノーボギーの64で回ったジョン・ジェウン(韓国)が首位に立った。
初めて「宮里藍」の名が冠された大会で、東北高で宮里さんの2学年後輩だった有村が会心のゴルフを展開した。グリーン奥のラフからチップインで沈めた2番を皮切りに、前半だけで6個のバーディーラッシュ。最終的に65をマークし、堂々の2位発進を決めた。
「宮里さんと最後までコースで会える試合は(今大会が)唯一。いい姿を見せたい」
あと2人、刺激を受けた先輩がいる。前週に41歳で優勝した大山と、先月に男子メジャー、日本プロ選手権を50歳で制した谷口とは用具契約先が同じヤマハ。昨年11月に30歳を迎えた有村は「年齢は関係ない、言い訳にしてはいけないと思わされた」という。
続けて「(用具契約先のヤマハの中で)最年長のお二方が優勝されて、このままだとオフに谷口さんから何を言われることか」と笑いつつ、6年ぶり優勝に闘志を燃やした。この後、観戦に訪れていた谷口とクラブハウスで遭遇。「優勝しなかったら来年の契約はないで」と早速、厳しいハッパをかけられていた。