松山英樹 安定感欠き54位に後退「対応するショット、パットの技術がなかった」
「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第3日」(16日、シネコックヒルズGC=パー70)
松山英樹(26)=LEXUS=は4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの79と乱れ、通算14オーバーの54位に後退。首位にはダスティン・ジョンソンら米国勢4人が3オーバーで並んだ。
79と乱れた松山は「対応するショット、パットの技術がなかった」とうめいた。ショットに安定感を欠き、スコアを戻そうとピンを狙ってはグリーンを外す悪循環。8番で4パットし、「(不安を)払拭(ふっしょく)しようとしっかり打った」という16番でも痛恨の4パットをたたいた。上位陣も苦しんだが、首位とは11打差。松山は「やりたいことが何もできなかったことが、一番悔しいですね」と打ちひしがれていた。