奈紗、首位と9打差の23位に後退「チャンスを生かせなかった」
「米女子ゴルフ・全米女子プロ選手権・第3日」(30日、ケンパーレークスGC=パー72)
8位から出た畑岡奈紗(19)=森ビル=は3バーディー、4ボギーの73と伸ばせず、通算2アンダーで首位と9打差の23位に後退した。横峯さくらは76と振るわず通算7オーバーで66位、上原彩子も78と崩れ8オーバーで68位。柳簫然(韓国)が67と伸ばし、通算11アンダーで単独トップに立った。
トップとの差は3打から9打に広がり、メジャーの優勝争いは大きく遠のいた。畑岡は「チャンスを生かせなかった」と悔しさをにじませた。
2番でバーディーを先行させたが、3番で1メートルのパーパットがカップに蹴られた。7番はグリーン奥のラフからの第4打が反対のカラーまで転がり9番も寄せが3メートルオーバー。後半の14番では1メートル半のバーディーチャンスを生かせなかった。
35度の暑さに、日傘をさしたり氷で頭を冷やしたりしたが「駄目だった。ぼーっとしていることもあった」と振り返った。「悔いのないプレーをしたい」と目標を切り替えて残り18ホールに挑む。