今平周吾 風雨に耐えてスコア2つ伸ばす 2勝目で結婚の祝砲打ち上げる
「男子ゴルフ・長嶋茂雄招待セガサミー杯・第2日」(7日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
10位で出た今平周吾(25)=レオパレスリゾートグアム=が4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算6アンダーで首位と2打差の2位につけた。昨季初優勝時の美人キャディー、若松菜々恵さん(22)との結婚が決まり、「今まで以上に頑張らなきゃいけない」とVを狙う。韓国の金亨成が通算8アンダーで首位。今平と杉山知靖、藤本佳則ら4人が2打差で追う。
雨が降り、風も吹いた。気温は12度。全体の平均ストロークが74・361に膨れ上がる厳しいコンディション下で、スコアを2つ伸ばした今平は「コース内で逃げる方向、広い場所が自分の頭の中にある。オーバーパーを打つイメージはない」とにんまり。15年は2位、16、17年は3位。文句なしの好相性が背中を押していた。
6月上旬に“勝利の女神”若松さんとの婚約を公表。「今まで以上に頑張らなきゃいけない」と、珍しく意欲を押し出す。今季は若松さんが可能な限りツアーに帯同し、車の運転などでサポート。北の大地の寒さも吹き飛ばす愛情が、原動力の一つになっている。
「一打一打、しっかりやる。後悔のないように」と今平。結婚の祝砲は、自らの2勝目で打ち上げてみせる。